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住宅建築 耐震構法SE構法 SE STRUCTURE

roomzでは、その建物の用途によって「木造」「鉄筋コンクリート造」「鉄骨造」を選択してご提案しています。
一般住宅の場合は木造となるケースが多いのですが、その際には「SE構法」を標準として採用しています。

SE 構法とは

「SE構法」とは、大規模木造建築物をルーツとして、地震国日本を安全・安心に暮らしていくために開発された耐震構法です。
柱と梁を剛接合することで揺るぎない強度の骨組みを生み出し、建築を支える構造を「ラーメン構造」といいますが、「SE構法」は木造住宅にラーメン構造を取り入れ、安全に利用できるようにした構造です。
耐震性と設計の自由度が極めて高い「SE構法」を使えば、高い安全性能を確保したまま、柱や間仕切り壁の少ない、解放的な空間を実現することが出来ます。
強靭な骨組みと自由に編集できる空間は、現在から将来へとわたり満足が続いていく家づくりの基本です。

SE構法とは

SE 構法の解説動画

日本の建築物は地震や台風に対して安全な性能を持つことを実証するために「許容応力度構造計算」というものが義務付けられています。
しかし、特例として500㎡以下・2階建て以下の木造建築物では、その構造計算をしなくても確認申請が通ることになっているのです。
roomzでは、この考え方はおかしいと考えており、通常の木造住宅でも許容応力度構造計算を行っています。「SE構法」で全てこの構造計算が行われているので安心してご提案することができるのです。

許容応力度構造計算の解説動画

耐震シミュレーション

roomzでは全棟シミュレーションを行い、倒壊の恐れがないか確認をしています。
地震の揺れを再現し、その地盤に建つ建物への影響を確認します。今回は、2つの条件を定め、検証します。

条件①「SE構法と同じ壁量の在来工法」と「耐震等級3のSE構法」を比較
条件②「耐震等級3を満足する壁量(SE構法の2.2~2.5倍)を配置した在来工法」と「耐震等級3のSE構法」比較

検証の結果、どちらの条件でもSE構法は倒壊しないことが証明されました。
※ 仮定条件に基づいて実施した解析結果です。実際の地震被害状況を保証するものではございません。

「耐震住宅100%運動」への参加

日本の住宅を100%耐震化された住宅にするという理念のもとに活動しているのが「耐震住宅100%実行委員会」です。
2階建て以下、500㎡以下の木造建築は、許容応力度構造計算を提出しなくても確認申請が通るという現状からくる大きな課題を「SE構法」の技術とともに解決していくために、全国の工務店さんや建築関連会社が集まり活動しています。
当社代表の星野もその「耐震住宅100%実行委員会」の理事として積極的に活動し、耐震性の高い建築の普及に取り組んでいます。

「耐震住宅100%運動」への参加