
柳都美術館
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- 撮影:
渡辺琢哉写真事務所
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新潟市古町地区にある私設美術館。
オーナーが長年にわたり収集してきた日本画や彫刻を展示する予定です。子供たちが美術や芸術に触れる機会を増やしたいという思いから建築が始まりました。
ファサードは大きく開いたゲートが特徴で地域の人々や子供たちなど訪れる人々を迎えます。
外観は開放的で洗練された印象を与える一方、夜景では間接照明が柔らかな光を放ち、ゲートの光沢感や石張りやタイルの陰影が引き立てられ、重厚感が生まれます。
ガラス張りの外壁は北側の道路に面しており、一部の収蔵品を外部からも見ることができます。これにより美術館が街と自然に溶け込み、地域とつながることで、誰でも気軽に立ち寄れる空間を作り出しました。
内部空間はエントランスを抜けると天井高4m、約64畳の無柱空間の展示室が広がります。ガラス張りの外観や無柱空間は木造耐震SE構法により実現しています。